現代の日本の住まいは…近くに豊かな森林がありながら膨大なエネルギーを消費して、はるばる地球の裏側から運ばれてきた木で家を建てています。北欧からの輸入に限っていえば約22,000kmもの移動距離です（地球半周分にもなります） | 輸送距離が増えれば、当然輸送による二酸化炭素（地球温暖化ガス）の排出量も増大することになります。 木の香りあふれるマンションY邸を例に比較すると、もし外国の木を使ってつくったとすれば、日本の木でつくった場合と比べて、1.5倍ものCO2を排出していることになります。（下のグラフ）木材使用量の多い木造の一戸建て住宅であれは、その差はもっと広がります。 | ||||||||
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グラフを見るとわかるように、国産の木材でつくっても、山から現場までの輸送があるのでCO2の排出が完全にゼロになるわけではありませんが、同じ家をつくるとき、産地を考慮することで、これだけの違いがあるということは知っておいて損はありません。どちらが自然な方法といえるでしょうか。 | |||||||||
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